菅 磨志保

【学歴・職歴】

●学 歴

平成6年(1994年)3月  東京都立大学人文学部社会学科 卒業

平成6年(1994年)4月  東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程

(社会福祉学専攻)入学  

平成8年(1996年)9月  東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程

(社会福祉学専攻)修了

●職 歴

平成9年(1997年)6月  東京都社会福祉協議会/東京ボランティア・センター

(現、東京ボランティア・市民活動センター)専門員

〜平成12年(2000年)10月   退職  

平成10年(1998年)10月 学校法人 サンシャイン学園 商経福祉専門学校 非常勤講師 〜平成11年(1999年)9月  退職  

平成11年(1999年)4月  早稲田大学理工学部 非常勤講師 (現職)

平成12年(2000年)4月  早稲田大学プロジェクト研究所「地域社会と危機管理研究所」

客員研究員(現職)

平成13年(2001年)1月  東京都生活組合連合会 財団法人 消費生活研究所 研究員

〜平成13年(2002年)3月  退職  

平成14年(2002年)4月  現職(人と防災未来センター 専任研究員)

 

【学 位 / 学位論文題目】

平成9年(1997年)9月  修士(社会福祉学),東京都立大学/阪神・淡路大震災と一般市民による「災害ボランティア」活動:神戸市長田区における救援活動の展開から

 

【学会及び社会における活動】

平成 8年(1996年)4月  日本社会学会会員

平成10年(1998年)9月  地域安全学会会員

平成10年(1998年)9月  日本都市学会・関東都市学会会員

平成10年10月〜平成12年9月  日産科学振興財団ワークショップ助成「大都市災害の諸相と『災害ボランティア』を含む災害救援システムに関する研究」(研究代表 浦野正樹)研究分担者(事務局)

平成10年12月〜平成12年度  日本証券奨学財団研究助成「『自生的なボランティア』概念化の試み――阪神・淡路大震災以後の新しいボラ ンティア像の構築に向けて」(研究代表 山下祐介)研究分担者

平成11年4月〜平成12年3月  国土庁防災局委託調査研究「災害ボランティア研究会」(研究代表 渥美公秀) 委員

平成12年4月  台東区社会福祉協議会「災害弱者対策検討委員会」委員

【主要な研究業績】

1 共編著書

・ 山下祐介・菅磨志保「ボランティアはいかに動いたか――神戸市の場合」神戸大学<震災研究会>編『苦闘の被災生活――阪神大震災研究(2)』神戸新聞総合出版センター 215-244頁、1997。

・ 山下祐介・菅磨志保 「緊急支援システムと災害ボランティア」岩崎信彦・鵜飼孝造・浦野正樹他編著『被災と救援の社会学――阪神・淡路大震災の社会学(第1巻)』314-333頁、1999年。

・ 菅磨志保 「仮設住宅におけるボランティア」岩崎信彦・鵜飼孝造・浦野正樹他編著『避難生活の社会学――阪神・淡路大震災の社会学(第2巻)』303-321頁、1999 年。

・ 東京ボランティア・市民活動センター編『市民主体の危機管理――災害時におけるコミュニティとボランティア』筒井書房(本編;序幕16-20頁、第1幕38-40頁、第2幕56-60頁、第3幕61-90頁、第4幕 91-117頁、資料編(以上に加え全体編集を担当)、2000年。

・ 山下祐介・菅磨志保 『震災ボランティアの社会学――阪神・淡路大震災からボランティア=NPO社会へ(仮)』 ミネルヴァ書房、2002年。

2 論文

・ 菅磨志保 「阪神・淡路大震災と一般市民による『災害ボランティア』活動――神戸市長田区における救援活動の展開から」東京都立大学大学院社会科学研究科 社会福祉学専攻修士論文(指導教官 岩田正美教授)1200字×119頁、1996年。

・ 菅磨志保 「行政の対応と災害ボランティア――神戸市長田区の事例(1)」浦野正樹・大矢根淳・土屋淳二編『阪神・淡路大震災における災害ボランティア活動』早稲田大学社会科学研究所(都市研究部会)研究シリーズ36号第4章 139-240頁、1996年。

・ 菅磨志保 「『生活再建期』におけるボランティア活動――神戸市における『大規模仮設住宅』への支援活動の事例から」阪神・淡路大震災的研究会(代表者倉田和四生)編『阪神・淡路大震災における危機管理のあり方(第2集)――行政・企業・地域住民などを中心に』(株)原子力安全システム研究所 133-159頁、1998年。

・ 菅磨志保・浦野正樹・大矢根淳 「大都市災害の諸相とボランティアを含めた災害救援システムの構想――行政・地域住民とのネットワーキング、及びパートナーシップの可能性と課題」東京ボランティア・市民活動センター編『ボランティアセンター研究年報'98』66-82頁、1999年。

・ 菅磨志保 「避難所等における被災生活の運営と課題」『被災者の住環境提供・管理システムに関する研究』平成11年度科学研究費 特定領域研究(A)(1)、2000年。

・ 菅磨志保「応急仮設住宅での運営維持と課題」『被災者の住環境提供・管理システムに関する研究』平成11年度科学研究費 特定領域研究(A)(1)、2000年。

・ 菅磨志保 「『災害弱者』と災害支援――阪神・淡路大震災以降の概念の広がりと対応の変化を中心に」 日本都市学会編『都市とガヴァナンス』38-45頁日本都市学会年報2000 vol.34、2001年

・ 菅磨志保 「コミュニティとボランティア――仮設コミュニティへの支援活動をめぐって」『大都市災害に伴うコミュニティの復興・再編過程』(財)第一住宅建築協会、2002年。

・ 菅磨志保「災害救援とボランティア―新たな災害救援主体としての可能性と課題―」日本都市学会編『都市の危機管理』、2003年。

・ 鈴木勇・菅磨志保・渥美公秀「日本における災害ボランティアの動向―阪神・淡路大震災を契機として―」実験社会心理学研究、第42巻第2号、166-186頁、2003年。

・ 菅磨志保・立木茂雄・小林郁雄・室崎益輝・越山健治・福留邦洋・柄谷友香「災害復興公営住宅団地におけるコミュニティ運営と居住者の復興感―2002年兵庫県災害復興公営住宅団地コミュニティ調査報告―」『地域安全学会報告論文集』地域安全学会245-251頁、2003。

・ 菅磨志保「ボランティアから市民活動・NPOへ」DRI Technical Report Series【vol.1】、2004年(近刊予定)。

3 その他

・ 東京ボランティア・市民活動センター編『大都市災害とボランティア・ネットワーク――災害ボランティア活動支援システム研究委員会報告書』東京ボランティア・センター編(委員会事務局担当/執筆担当:本編;第T章〜第W章1-41頁、資料編;(A)51-78頁 (C) 86-95頁/報告書編集担当)、1998年。

・ 菅磨志保 「災害時におけるボランティア活動の動向」 国土庁防災局/(財)都市防災研究所『防災ボランティアの全国ネットワークに関する調査報告書』(委員会委員/執筆担当:第1章;5-18頁、資料編;84-91頁)、1999年。

・ 東京都生活共同組合連合会(財)消費生活研究所(社会福祉・医療事業団助成)編『利用者自身による介護保険サービス評価事業報告書』(事務局担当/執筆担当:第1章〜第3章、資料編:報告書編集担当)、2001年。

・ 日本防火協会『婦人防火クラブリーダーマニュアル[日常活動編]』(委員会委員/執筆担当:第4章;40-42、47-62頁)2003年。

・ 兵庫県『災害復興公営住宅コミュニティ調査 報告書』(調査担当/報告書執筆担当:第4章、第6章の一部)、2003年。