|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
プロフィール
学歴及び主な職歴
学歴:
1990年3月 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程退学 職歴: 1986年4月〜1989年3月 (財)未来工学研究所非常勤研究員 1991年4月〜1993年3月 早稲田大学文学部助手 1993年4月〜1995年3月 山口大学人文学部講師 1995年4月〜 山口大学人文学部助教授 社会活動歴
社会活動:
1998年4月〜 山口県防災会議震災対策(現・防災対策)専門部会委員 2000年1月〜2001年3月 山口県広域行政調査研究会委員 2000年5月〜 地域社会学会編集委員・同理事 2001年4月〜2002年7月 徳山市市民活動推進研究会委員(会長職) 2002年4月〜 山口県県民活動審議会委員(副会長職)・同基本計画検討委員会委員(会長職) 2002年4月〜 山口市市民活動推進支援評議会委員(会長職) 現在の問題関心 @「災害とコミュニティ」(災害時におけるコミュニティの機能と社会変動、および災害に強いコミュニティづくりに関する研究) ■当研究所の他のメンバーとともに、雲仙普賢岳災害や阪神・淡路大震災などの被災地に調査に赴き、そこで現実に起こったこと(特に被災コミュニティの対応と変動)を記録し分析するとともに、災害に強いコミュニティ形成の可能性を探求してきた。そろそろ、この分野の研究の中間まとめをしたいと考えている。 A「環境問題とコミュニティ」(資源リサイクルや河川環境保全をめぐる地域住民活動の研究) ■2002年から、他の研究者と連携しながら、「環境問題と地域社会」をテーマとする研究を始めた(資源リサイクルに関しては、当研究所における共同研究)。2003年度は、手始めとして、山口市における資源リサイクルへの取り組み、および山口市内を流れる椹野川流域における住民組織や市民活動団体の調査を実施した。行政と市民・住民との関係が変化していく中で、問題解決に向けてどのようなシステムや組織間連携、ネットワークなどを構築していく必要があるのか、地域社会学の視点から解明していきたいと考えている。 B「市民活動支援の現状と課題」 ■阪神・淡路大震災におけるボランティアの活躍もひとつの契機となって、NPOやボランティア活動に対する関心が高まり、日本全国でそれら市民活動を促進し支援していこうという動きが強まっている。むろんその背景には、財政危機に伴う行財政の効率化や「市民意識」の高まりなども存在している。市民活動にはどのような活動を含めるべきなのか、何のために市民活動を促進する必要があるのか、市民活動団体と行政、企業との関係はどうあるべきなのか、といった点を原理的に考察しながら、地域住民や市民活動団体、自治体とともに、市民活動促進のための取り組みを進めていきたいと考えている。 その他 |